子どもの歯の治療
お子さんには、歯医者が苦手になってほしくないので、最初は好きに遊んでもらいます。
この話「歯医者さんに慣れよう!」のページはコチラ


おお、そちらも読んでみます!「子供の歯の治療」って実際は何をするんですか?
「虫歯の治療だけ」と思われがちですが、歯並びや噛み合わせ、あと舌小帯短縮症、それと子どもならではの治療・・・つまり成長を見越して早めに手を打つための治療などのご提案もできます。
あと転んだ時に歯をぶつけたなどの外傷も、口腔外科にいたので対応できます!
それと、歯医者が怖い場所でなくなるために「キッズルーム」も充実してます。


それと、赤ちゃんの歯が生えて来るのか?生えた後、どう歯磨きするのか?お子さんの歯を、何が何でも虫歯にしたくない、チョコレートデビューはどうなのか?などなど、治療以外の事もいっぱいお話しできることがあります。
あと、歯科衛生士で赤ちゃんの~子供の呼吸・姿勢まで診てくれる資格のあるものがいるので、ぜひ聞いてほしい。
→歯科衛生士浅野のインタビューページへ
子育て経験のある歯科衛生士もいるので、実質的なことだけでなく気持ちの面でもサポート出来ます!


盛りだくさんですね!心強いです!
小児歯科とは?
一般歯科とは違い、子供の成長を見据えた歯の治療を行うことです。
治療だけでなく、歯の生え変わり、生え方、口腔粘膜疾患、歯磨きの仕方、甘いものの取り方など領域は多岐にわたります。
歯医者さんに慣れて治療が安全に出来るようになることも、小児歯科の一環です。
小児歯科メニュー
1. 子供の虫歯治療
乳歯のエナメル質は永久歯のエナメル質よりも薄いので、虫歯の進行が早くなります。
当院では子供に恐怖心を与えないように、優しく丁寧に治療を行います。
「なかなか治療に臨めない」とご心配の方々はぜひご相談ください。
2. 虫歯予防
小さいうちはパパママによる仕上げ磨きが必須になります。
「このやり方でいいのかしら」「仕上げ磨きをさせてくれない」
そんなお悩み、聞かせてください。
「子供の歯ブラシ/歯磨き粉の選び方が分からない・・・」そんなときも遠慮なくご質問ください。
大きくなってお子さん本人が歯磨きが出来るようになったら、歯ブラシの持ち方を含めた磨き方をレクチャーいたします。
3. 定期検診
上記の日々のセルフケアと、定期的な歯のクリーニングは両輪です。
定期的にフッ素を塗ることで、歯の表面を強化し、歯を守ることができます。
甘いものを控え(虫歯菌は糖分を餌にして増える)、バランスの良い食事を心がけることが大事です。
定期的に歯科医院で検診を受け、虫歯の早期発見・早期治療を行いましょう。
4. 歯の矯正
「歯並びがガタガタ」「受け口気味なんだけど大丈夫かしら」
当院にはインビザライン、プレオルソなどの各種矯正装置があります。
詳しくは下記ページをご覧ください。
→インビザライン
→プレオルソ&MFT
「矯正が必要な歯並びなのかしら」
こちらの歯並びの一覧をご参照ください。
5. お悩み相談
「治療」だけが、小児歯科ではありません。
下記の「主訴」も立派な受診理由になります。
こんな小さなことで相談に行ってもいいのかしらと思わずに、ご相談ください。
- お子様が歯科を嫌がり、虫歯が悪化しないか心配
- 近所の歯医者さんに行ったけど、大泣きして診察ができなかった
- 初めて歯が生えてきたけれど、どうやってケアすればよいかわからない
- 虫歯になりやすい
- 歯が欠けた・抜けた
- 歯が生えない、ずれたところから生えた
- 歯並びが悪い
- 歯の数が少ない気がする

6. 舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)などの疾患
「舌ったらずな喋り方をする」「食事が遅い」「よく食べこぼす」
口腔外科の領域ですが、大学病院で研鑽を積んだ院長が的確な診査診断をいたします。
→詳しくはコチラのページをチェック
当院には痛みが少なく、出血が少なく、半導体レーザーもあります。

7. 歯肉炎治療
お子さんの歯肉炎は、歯ぐきが赤く腫れたり出血しやすくなったりする状態です。
お子さんの約4人に1人が歯肉炎を患っているというデータもあり、決して珍しい病気ではありません。
歯肉炎の主な原因は「歯垢(しこう:プラーク)」です。
歯垢は細菌の塊であり、歯磨きが十分にできていないと歯の表面に溜まります。
歯垢が溜まると、細菌が繁殖し、歯周組織に炎症を起こしてしまうのです。
歯磨きとデンタルフロスで回復することが多いので、根気よく治療しましょう。
お子さんの歯の健康のために、当院ではこんなこともします!

小児歯科のミッションは、治療だけではありません。
今だけでなく、お子さんの将来を見据えたデンタルIQをアップするためのレクチャーも大事な使命です。
どう甘いものと付き合うか?
甘いものは食べてはいけないのではありません。
「食べ方に気を付けること」が大事です。
どういう風に甘いものと付き合うかを、当院の歯科衛生士がレクチャーいたします。
ママパパの仕上げ磨き指導
子供のうちの歯磨きは、親御さんの仕上げ磨きに頼るところが大きいです。
磨き方のコツ、イヤイヤ期にはどうしたらいいか?
経験豊富な歯科衛生士がご相談に乗ります。
また、どんな歯ブラシや歯磨き粉がおススメか?などの質問もドシドシお待ちしております!
お子さん自身での歯磨きの指導
いつかは親御さんの手を離れて、自分で歯磨きをして、自分の歯を守らなくてはならなくなります。
その時のために、歯磨きマスターを目指して上手に歯磨きが出来るようレクチャーします。
自分の歯を上手に磨ける、そして定期的なメンテナンスに通うことが出来れば、虫歯が出来たとしても麻酔無しで治療が終わる程度で済むことが多く、長く自分の歯を守ることにつながります。
歯並びチェック
「この歯並びでいいのかしか?」
乳歯から永久歯への生え変わりの時期、悩む親御さんはとても多いです。
早めの相談が、早めに終わる治療への道です。
→「インビザライン矯正」ページへ
MFT(口腔筋機能療法)
当院には、MFTの指導が出来る歯科衛生士がおります。
→専門のページはコチラ
MFT(口腔筋機能療法)は、口腔周りの筋肉の機能を改善することで、歯並びや咬合(こうごう:噛み合わせ)を改善する治療法です。
MFTは、小児矯正と併せて行うこともでき、下記の効果が期待されます。
A. 舌癖(ぜつへき)や唇の癖の改善
舌や唇の正しい位置を覚えることで、歯並びや咬合を改善することができます。
B. 口呼吸の改善
口呼吸は、歯並びや咬合を悪化させる原因となります。
MFTで口呼吸を改善することで、歯並びや咬合を改善することができます。
C. 咀嚼機能(そしゃくきのう)の改善
咀嚼機能が低下すると、アゴの骨の発育が阻害され、歯並びや咬合が悪化する可能性があります。
MFTで咀嚼機能を改善することでアゴの骨の発育を促し、歯並びや咬合を改善が期待されます。
「うちの子、大丈夫?」矯正が必要な歯並び一覧
「どんな歯並びだと矯正が必要なの?」
不正咬合(ふせいこうごう)と呼ばれる歯の矯正治療が必要な歯並びには、以下の種類があります。
出っ歯(前突歯)

上の前歯が前に出ている状態
受け口(反対咬合)

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態
叢生(そうせい)

歯が重なり合っている状態(ガタガタ)
空隙歯列(くうげきしれつ)

歯間に隙間がある状態
開咬(かいこう)

上下の歯が噛み合っていない状態
過蓋咬合(かがいかこう)

上の前歯が下の前歯を深く覆っている状態
子どもの歯並び改善は、早期に発見・治療することで、より良い結果が得られます。
あの時相談しておけばよかった・・・と思わずに済むように、心配がある場合は、ぜひ当院にご相談ください。