インビザライン(※)矯正


今やマウスピース矯正の代名詞ともいってもいいインビザラインですが、中澤デンタルでもできますか?
はい。
大人も子供もどちらも大丈夫です。
前職の医院での経験もありますので、安心してご相談ください!
ちなみに今自分でマウスピース矯正(インビザライン)していますので、いろいろお答えできると思います。
(2025/7現在)

インビザラインとは?

インビザラインは、透明で薄いマウスピースを使う歯の矯正です。
25年前よりスタートして世界で2000万人以上の実績がある、信頼の高いマウスピース矯正システムです。
そのメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
インビザラインのメリット

目立たない
透明なマウスピースをつけるので、矯正器具が目立ちません。
痛みが少ない
ワイヤー矯正のようにブラケットやワイヤーが当たることがないので痛くなく、マウスピースを変えた直後もワイヤーを締めた時に比べると痛みが少ない傾向にあります。
取り外しOK
食事と歯磨きの時はマウスピースを外して行ってください。
3Dスキャナーでの型取りなのでオエッとならない

「アイテロ(iTero)」と呼ばれる口腔内スキャナ―で精密にお口の中をスキャンするため、従来の粘土の型取りのようにオエッとならない&精密に型が取れます。
矯正後の歯並びシミュレーションが出来る
データをもとにした矯正後のシミュレーション(クリンチェック)画像を見ることが可能です。
インビザラインのデメリット
自分で装着管理をしなければならない
1日20時間以上装着が必要です。
間食などにより装着時間が短くなると、計画どおりに進まず治療期間が延びてしまいます。
歯磨きをちゃんとしないと虫歯になる
しっかり汚れを落とさぬままマウスピースをつけると、洗浄効果のある唾液が行き届かずに虫歯になることがあります。
インビザラインでどうして歯が動くの?~インビザラインの仕組み
インビザラインは、患者様の歯型に合わせて作製された透明なマウスピース型の矯正装置を使用します。
シミュレーションで矯正終了後の歯並びまで少しずつ動かしていくマウスピースを制作、装着することで、少しずつ歯を動かしていきます。
具体的には、ひとつのマウスピースで「最大0.25㎜」歯を動かすように設計され、少しずつ歯を移動させます。
インビザラインの治療の流れ

1. 無料カウンセリング
歯並びのお悩みや治療の不安をお知らせください。
その際、インビザライン矯正の治療内容やメリット・デメリット、費用の説明をします。
他の選択肢も含めご提案いたしますので、疑問や不安があれば、どんな小さなことでもご質問ください。
2. 精密検査
3Dスキャナー「アイテロ」により型取りをします。
3. 治療計画の作成
作成したデータを用いて治療計画についてご説明します。
期間や費用、注意点についてもお話しいたします。
気になる点や疑問点は、どんな些細なことでもご質問ください。
4. マウスピースの作製

米国アライン社にデータを送付し、カスタムメイドのマウスピース型装置を発注・プラスチック製のマウスピースを作成します。
マウスピースの数は症例によって異なります。
完成には3週間程掛かります。
5. 治療スタート
インビザラインが届いたら治療開始です!
歯の動き具合に合わせて少しずつマウスピースの形を変えていき、目指す位置まで歯並びに近づけていきます。
1つのマウスピースで0.25mmずつ歯が移動するように設計されており、約1-2週間に1回にマウスピースを交換しながら治療を進めます。
6. 定期検診
定期的に検診を行い、治療の経過を確認します。
7. 治療完了
歯並びが整ったら、治療は完了です。
8. 保定
歯並びの後戻り防止のため、保定装置(ほていそうち:リテーナー)を装着します。
リテーナー装着期間は一般的に1年から数年です。
インビザラインの意外なこと

アタッチメントを付けます
インビザラインの治療では、歯に直接「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起を取り付けることがあります。アタッチメントは、マウスピースを歯にしっかりと固定し、歯を動かすための補助的な役割を果たします。
「コンポジットレジン(CR)」と呼ばれる歯科用のプラスチック素材で歯の色とよく似ているため、目立ちにくく、接着も数分程度しかかかりません。
※アタッチメントが取れてしまった場合は、できるだけ早く歯科医院にご連絡ください。
マウスピース矯正について、少しでもご興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
無料カウンセリングも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
インビザラインQ&A

Q. インビザラインでの歯の矯正は、誰でも出来る?
A. インビザラインは、従来のワイヤーとブラケットを用いた矯正治療に比べて、痛みや違和感が少ないのが特徴です。
ただし、治療初期には歯が動くため、多少の痛みや締め付け感のようなものを感じる場合があります。
Q. インビザラインは、食事や歯磨きをする際に取り外せる?
Aはい!インビザラインは、食事や歯磨きをする際に取り外しOKです。
ただし、食事をして歯磨きをした後は、必ずマウスピースを装着してください。
(1日22時間程度の装着が必要)
Q. インビザラインは、治療期間が短い?
A. 歯並びの状態によって異なりますが、一般的には数ヶ月から3年程度です。
※1マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
※2マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。
マウスピース型矯正装置(クリアライナー)は、ASO社の製品であり、ASO Internationalを介して入手しています。
※3国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
※4マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として承認を受けております。
※5マウスピース型矯正装置(インビザライン) (クリアライナー)は、完成物薬機法対象外の歯科矯正装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※1矯正歯科治療は公的医療保険の適応外の自費(自由)診療となります。
※2
A:成人矯正の場合、抜歯を伴う場合は3年前後で通院回数は約30回、抜歯を伴わない場合は2年前後で約20回です。
B:小児矯正の場合、永久歯が生え揃うまで通院していただきますので、矯正治療をスタートするタイミングとその後の永久歯との交換の早さによって前後します。
平均すると3年程度で、通院回数は約30回です。
C:部分矯正の場合、0.5~1.5年程度で通院回数は約5~15回です。
※3矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
①最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
②歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。