院長インタビュー

目次

「FMやまと」のラジオに出ました!

ご出身は?

町田です。

ご兄弟は?

7個上の兄貴がいます。
小さい頃はよく兄貴と一緒にゲームしていました。
ポケモン、ボンバーマン、ドラゴンボールとか。
友達とよくキャッチボールもしていましたね。

学生時代、部活は何をしていましたか?

中高は剣道やっていました。
大学は写真部です。

どうして歯科医師に?

親戚のおじさんが歯医者だったので、医療系がいいな、と思ってました。
SE(システムエンジニア)になりたいなと思った時もありましたが、周りの押しもありまして。(笑)
今の方がなりたいものはありますね。

例えば?

業界的に面白そうだなと思うのは、ゲーム好きなのでゲーム業界とか、エンジニアも面白かったのかな、とか。ストイックなところで、ゴールドマンサックスなどの証券も面白そうだなと思いますね。

「FMやまと」のラジオを聞きました!もしかして、パーソナリティの方と知り合いですか?
街ナカ☆ハッピーレポート!「中澤デンタルクリニック」 – FMやまと in Podcast | Podcast on Spotify

知り合いですね。
隣の雑貨屋のグループの人なので。
開業当時から「ラジオに出てくれ」と言われてて、そのうちにと思っていたら「そろそろ出てほしい」と言われて。(笑)
初めてのマイクなので距離感が分からなくて、ヘッドフォンで聞きながらだから「もっと声が大きい方がいいのかな?」と迷いながら話していました。(汗)

福岡大学医学部歯科口腔外科にいた時、生存本能が働いて・・・

福岡大学医学部歯科口腔外科にいた時の話、聞かせてほしいです・・・が、そもそもどうして福岡??

うちの母親と親戚のおじさんが福岡出身なんです。
だけど、コネがあって行ったのではなくて、単純に一人暮らししたいなと思ったのと、全然知らないところではなくて何となく縁のある福岡に行こうかな、と。
僕が住んだのは天神に近くて、初めての一人暮らしはメッチャ楽しかったです。
よく飲みに行ったりもしていましたね。
友達がいないから生存本能が働くんでしょうね(笑)、知り合いを増やそうと思って、コミュニケーションを多く取りました。
最終的には、職場の人とタコパ(たこ焼きパーティー)するくらい仲良くなりました。

あとは、近所のお寿司屋さんもよく行っていました。
寒ブリが好きで、寒ブリがある時期しかお寿司屋さんに行かなくて、電話で「ブリはある?」と聞くので「ブリの人」と思われてみたいです。
今でも行くと「先生が言ってくれれば、僕が泳いで獲ってきたのに」と言ってくれます(笑)、近所づきあいはちょこちょこしていましたね。

先生、近所づきあいが得意ですよね!今の歯科医院の右も左(酒屋さん)もどっちも仲がいい、ってすごいです。福岡時代に、口腔外科の研鑽も積まれたそうですが。

開業して一般診療を始めると、口腔外科の病院勤務は難しくなります。
口腔外科に行くと、病気がある人の事も分かるので、そうした方がいいよと知り合いの先生からアドバイスがあったこともあり、口腔外科と決めていましたね。
そうしたら、楽しくやらせてもらって、麻酔科にも行きました。

麻酔科は何をするんですか?

手術室に入り、全身麻酔や静脈内麻酔を行ったりします。
もちろん点滴を行うためのルート確保や、気管挿管、手術中のバイタルの管理や、異変への対応を行うのも麻酔科での仕事でした。

訪問歯科もやっていたそうですが。

慢性期病院や、特別養護老人ホームなどに行きました。
寝たきりに近い方のお口の中を拝見していました。
病院としてはやっていないですが、今年に入っても知り合いの病院を通じてたまに訪問はしています。

マイブームを教えてください!

マイブームは?

最近、ライブに行くことが多くなりましたね。
京都アニメーション(京アニ)が作っているもので、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見ていて、その歌を歌っている人が歌がうまいなと思ったので、行ってみようかなと思ったんです。
その時に「ライブっていいな」と思ってから、習慣的に最近は2か月に1回行ってます。
他にも昔からUVERworld(ウーバーワールド)もいってます。
あとは、居酒屋巡りとか好きです。

好きなお酒は?

日本酒かワインかウイスキーですね。
よく行くお店の知り合いが何人か来てくれます・・・店長さんや、そこで働いている人も来てくれますね。

先生、営業上手ですね(笑)、しかも実際に来てくれている。利害関係がないプライベートでつながっている人が来てくれるのはいいなと思います。ちなみに、先生はどのタイミングで開業しようと思ったのですか?

大学病院や市立病院のような大きな病院でやるべき症例、自分のような地域に根差した歯医者でやるべきこと、症例等の見極めがついて、自分の治療のスタイルが決まってしばらくしたタイミングですね。
前職の時は、審美的な治療が多く、マウスピース矯正もやっていました。

自分の手に負えること、終えないことの判断が出来ることがとても大事だと聞いたことがあります。機が熟したんですね。

先生から患者さんに一言!

御院に行ってみようかどうしようか悩んでいる患者さんに一言!

来院したらまず治療しなけれないけない訳じゃないので、軽い相談からでも来てもらえればいいかなと。
「歯医者さんに怒られんじゃないか」と心配してくる患者さんもいるんですけど、それはないので、気になっているところをひとつひとつ治療していければいいなと思います。
軽い気持ちで来てもらえればいいのかな、と。
セカンドオピニオンで来ていただいてもOKです。

僕はいいスタッフに、近所の方にも恵まれています。日々感謝です。
当院は歯だけじゃなくて、全身もみれるスタッフがいますので、お気軽に来てほしいです。

治療について一問一答!

「歯の治療についての細かいこと、なかなか診療の時に聞きづらい・・・」
そんなこと、聞いてみました!
それぞれの治療のページもありますので、併せてご覧ください。

その1. 歯が欠けた・詰め物が取れた

歯が欠けた・詰め物が取れたという問合せは多いですか?

多いと思います。
自分の歯が何で欠けたかという理由は、あまり歯医者に行ってない人が多いかなという印象です。
突然来る人は、僕の中では何か大きな症状を抱えている人が多い印象です。
欠けたら早く来ることが大事です、大したことがない場合は治療もすぐに終わります。

詰め物が外れたと思ってきたけど、実は自分の歯が欠けちゃったという人も最近いました。
奥歯が4分の1くらい欠けていたりとか。
転んで歯が欠けることもありますね。
「ニジカリ」(二次カリエスの略)もあるでしょうね。

ニジカリ?ヤドカリ?

いえいえ「二次カリエス」を略して「ニジカリ」です。(カリエス=虫歯)
多いです。
特に、保険インレー(詰め物)系は多いですね。
使っている材料の劣化があるから。
そういったことがあるので、しばらくメンテナンスや定期健診に来ていない方はレントゲンを撮ると「ニジカリ」が出てくるので、レントゲンを撮ることをお勧めしています。
どこまでやるかは相談しながらですけれど、そういうことがある事はお伝えしないといけないですよね。
(詰め物やかぶせ物の)高い材料をお勧めしたい訳じゃなくて、機能面や持ちも違うということを知ってほしいです。

先生のワンポイント講座

保険と自費の詰め物かぶせ物、違うのは「素材そのもの」だけじゃないんです。
それをくっつけている「セメント・接着剤」も違うんです。
それによって持ちも違ってくるんです。

「歯が欠けた・詰め物が取れた」のページへ

その2. 痛いのヤダ!大人編

子供だけじゃなくて、おとなも痛いのヤダ!という人、ムッチャいると思うんですよ。

いますよ。
前の歯科医院さんから追っかけてきてくれた患者さんが、まさにそうなんです。
麻酔が痛くてダメって人は思ったより少ないですが、治療の痛みは苦手な方はやはり多いですね。
どうしても治療が怖いという人は、紹介になりますが眠っている間に治療が終わる「静脈内鎮静(じょうみゃくないちんせい)」をご案内することもできます。

大きい病院、ということですよね。提携している大きい病院は?

大和市立病院さんです。
紹介も出来ます。

「痛い治療はイヤだ」のページへ

その3. 歯の型取り(印象)について

アイテロという3Dスキャナーでの型取りが出来るそうですが、粘土のようなものでの型取りと、どっちがいいんでしょうか?

アルジネートという粘土のような素材で型を取って、石膏に歯型を起こす方ががいい場合もあるんですよね。
クラウン(かぶせ物)はいいんですけれど、インレー(詰め物)は陰っているところが曖昧になることがある。
三次元(石膏模型)に起こした方が、実際は技工士さんもチェックしやすいと思いますね。

すべてデジタルがいいという訳ではない?

アナログの方がいいことも、今のところ多いと思います。
希望される方は、光学印象(こうがくいんしょう:スキャナーでの型取り)でも大丈夫ですが、基本はキャド(機械で詰め物・かぶせ物を削りだす)だけですね。
ただ、技工士さんには模型で出したいときもある。
スキャナーは、読み込み不足とか撮れてないとか、デジタルだとノペっとしているので、削った線とか確実に拾いきれないので、そこはまだ手でやっていますね。

先生コンサルうまいですね。

僕も出来ますけれど、商売チックになるんで(笑)僕はやりたくない。
詰め物やかぶせ物の素材の選択肢の説明するけど、あとは選んでね、と衛生士さんに渡します。
選択肢を自由に選んでほしいです。
あと、みなさん、衛生士さんや受付に聞きたいんだと思います、「先生に言えなくて」というのが多くて。
「患者さん、迷ってるんです」といった場合は僕が出ます。
ロングスパン系(長いブリッジなど)の場合は、僕が出る感じですね。
1本ならスタッフも迷わないですけれど、何本かになってくると口全体を診ないといけないので。
いずれにせよ、患者さんが選びやすいようにしています。

衛生士さんが親身に相談に乗ってくれるんですね。

彼女たちは、間違ったこと言わないし、無理なものを勧めないです。

→長いかぶせ物=審美的なブリッジ=セラミック矯正についてはこちら

その4. 歯のホワイトニング

ホワイトニングが安いと聞きました。また、ホームもオフィスもどっちもやっているとのことですが。

どちらもやっています。院内で行う場合はレーザーポリリンでオフィスホワイトニングをやっています。
通常の照射器かわりに「半導体レーザー」でやっています!
ホワイトニングをする際に、周りの歯の色の違いも含めて相談に乗れるので、気軽にお尋ねください。

歯のホワイトニングのページはコチラ

その5. 口内炎を治療するレーザー

口内炎を治療するときはどうするんですか?

「半導体レーザー」です。
最初痛いです、キュッと締まるので「おお、痛ててて・・・あ、痛くない」とという感じです。

治りは早い?

治りはちょっと早くなる感じです。
通常の塗り薬もあります。

口内炎を歯医者で診てくれるって、みんな知らないです。

そうなんですか?それはもっと知っていただきたいですね!

「口内炎は歯医者で診ます」のページへ

その6. 顎関節症(がくかんせつしょう)

顎関節症の患者さん、きます?

メッチャきます。

どういう訴え?

歯ぎしり食いしばりでも来ますけど、アゴの痛み、咬筋痛(こうきんつう)で来ることも多いですね。

「顎関節症」のページへ

その7. 有病者歯科(ゆうびょうしゃしか)

口腔がんの人を診たことはありますか?

潜在的にいます。
開業してからメンテナンスで見ていた方で、生検(せいけん:体の組織の一部を取って顕微鏡などで詳しく調べる検査)まで出した方もいます。
膿瘍(のうよう)や腫瘍(しゅよう)の方は、大和市立病院にご紹介をしています。
そこでも症例として大きすぎる場合は、そこからまた紹介となる場合もあります。

周術期治療(しゅうじゅつきちりょう)って何ですか?

周術期治療は、口腔内以外も含めた全身の大きな治療に際して、主に全身麻酔をするような症例の場合に、口腔内の環境を整えるような治療になります。
仮に歯が揺れてたら、気管挿管(きかんそうかん:気道を確保するため、口or鼻から気管内にチューブを挿入する医療行為)しているときに抜けたら大変なので。必要ならマウスピース作ったり、必要であれば抜歯をしたりします。また心臓の手術の際に感染性心内膜炎等を起こさないために感染源がある場合は、主治医と相談し口腔内の処置を適宜行ったりします。また術前の口腔ケアや術後のケアも周術期治療の該当します。

「有病者歯科」のページはコチラ

その8. 歯周病

歯周内科をやっている?

一応あります。内服に加えて、当院で処方している歯磨剤を用いて、歯磨きしてもらうこともあります。
ただ歯周病は薬を塗れば&飲めば治るというものでもありませんので、治療のご希望の場合はご相談ください。

含嗽薬(がんそうやく:うがい薬)の取り扱いがあるとのことですが。

電解水とハビットプロの2つの含嗽薬を用意してます。
殺菌性が高いのは電解水ですが、ハビットプロのほうがうがいをした際の薬剤特有の不快症状等もないため、患者様に説明をして、必要に応じたものをご提供しています。

その9. 歯ぎしり食いしばり

歯ぎしり・食いしばりでお悩みの患者さんは来ますか?

よくいらっしゃいます。
実際に訴えはなくても、潜在的に歯ぎしりをしている人は多いと思います。
ギシギシだけでなくてグーっかみしめている人も多いです。

どうして分かるんですか?

「歯」を診れば分かるし、「アゴの骨」を診ても分かるし、「アゴ自体」を診ていても分かる。
この方は「あるかも」で診はじめて、「やっぱりあった」ということが多いです。
「歯ぎしりしていますね」と言ってもご自分では自覚症状がないという人が多いです。

私です、自覚症状はない。(汗)

イメージするのは、マンガでギーコーギーコ―やっている歯ぎしりだと思うのですが、そこまでしなくても歯は削れるんです。
起きている時、集中している時にやっている人もいますから。
僕も自分のベロをよく噛んでいたりしていたので、集中しているときに。
集中しているときの口の癖って、ありますよね。
なのでそこら辺のお話をしながら治療を進めていく感じです。