インタビュー 歯科衛生士 浅野なつみ
目次
- 軸育士®(じくいくし)やってます!
- 「歯並び」は「ベロと頬っぺたのバランス」で成り立っている
- MFTで「お口ポカン」を治すのは、何のため?
- なぜ歯科衛生士に?
- 赤ちゃんにはハイハイが大事
- 「口腔機能発達不全症」の治療は、保険で出来ます!(MFT)
- 中澤デンタルで働き始めたきっかけは?
- 患者さんへメッセージ
軸育士®(じくいくし)やってます!

浅野さんは、歯科衛生士以外に様々な肩書をお持ちですが。
はい!いろいろやってまして・・・。
1つ目は、歯科衛生士。
2つ目は、軸育士(じくいくし)®。
3つ目は、口育(MFTなどお口の発達を促すサポート)。


軸育士®(じくいくし)?まず単語の説明からお願いします!
はい、ではまず軸育士®(※)から。(インスタはコチラ)
歯並びは口だけの問題じゃなくて、ベロから足の先まで筋肉でつながっています。
歯並びだけを人工的に治しても(歯の矯正)、また癖で後戻りするので、それを根本的に改善するという意味で全身をサポートします。

※軸育士®:「子どもの姿勢とお口の発達を整え、健やかな成長をサポートする専門家」


確かに・・・歯の矯正って、キレイに並んだあと「保定(ほてい)」というステップがあって、その間にマウスピース入れたりして、それをさぼると後戻りしますよね。(汗)
赤ちゃんの発達って、細かく言うと実は「13段階®」あるんです。
産まれました、泣きます、手足の認識、首が座る、やがてお座りが出来、立つようになる・・・それが1つでも欠けてはならない大事なものなんです。
「口腔と姿勢を全世代の当たり前に」をモットーに、それが当たり前のように知られることを目標にしています。
たとえば、「ハイハイ」と「ずりバイ」の行為がないと、のちに「猫背」「巻き肩」になるリスクが上がるんです。

「歯並び」は「ベロと頬っぺたのバランス」で成り立っている

ずりばい(※)は足指を使ってきちんと動くことによって、感覚が養われ、やがて歩くようになった時には体幹もしっかりして正しい姿勢を保ちやすくさせてくれるんです。
正しい姿勢でいられればちゃんとした位置にアゴがいくので、身体の筋肉が良い意味でゆるみ、身体の「過緊張(かきんちょう)」が起きない。
そもそも、「歯並び」は「ベロと頬っぺたのバランス」で成り立っているんです。

※ずりばい:赤ちゃんがお腹を床につけたまま、手足の力で床を押しながら前進する動作でハイハイの前段階。首が据わり上半身に力がつく頃に始まり、自分の意思で移動を始める大切なステップ

ベロと頬っぺたのバランス???
どちらかでもバランスが崩れると、歯が押されてガタガタになるんです。
過緊張でベロに力が入りやすい子、嘔吐反射がありがちです。


嘔吐反射はベロが関係しているんですか?
はい。
簡単に言うと、感覚が養われていないと舌のコントロール不足で嘔吐反射が起きるんです。
歯医者での型どりや奥歯の歯磨きをする時にオエッとなるのは、舌根部(ぜっこんぶ:舌の最も奥のノドと接する部分)が過剰に反応し起こるんです。
姿勢と口腔はつながっているので「SHISEIBOX:シセイボックス」というビデオを見てお家でトレーニングしてもらい、月に一回ここでチェックしていきます。
今、プレオルソやマイオブレース矯正とセットで軸育をしている歯医者さんが結構あるんですよ!


プレオルソって何ですか?

口の周りの筋肉の癖を取るための子供用のマウスピース矯正です。
最近、取り入れている歯医者がとても多いです。
(プレオルソとマイオブレースは目的はほぼ一緒です)
口周りのクセを取った状態で、矯正の第二期治療にいきやすいように、人によってはそのマウスピースだけで歯が並ぶお子さまもいるので次の矯正ステップへ行かなくてもいい場合もあります。
他にも歯並びや姿勢は反射の統合が重要となるので、それを少しでも手助けしていくことが出来れば良いなと思っています。


統合の反射?
身体が上手く使えていないと、歯磨きが苦手だったり、距離感が分からなくて人とぶつかりやすかったり、家具に足の小指をぶつけたり・・・。
普通に持っているつもりでも力加減が分からなくて壊しちゃう、そんなことありませんか?
簡単に言うと自分のボディーイメージが出来ていないと、そのような困りごとがとても増えるんです。
そういうのを改善していくと「生きづらさが軽減」されていくんです。
例えば、学習面でいうと、一生懸命に文字を書いてても筆圧が弱かったり、枠の中に字がおさまりきらない、こんなことってあると思うんです。
「ディスクレシア」という全体的な発達には遅れはないのに文字の読み書きに限定した困難がある発達障害があります。
そのことで学業不振が現れたり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。
出典:国立成育医療研究センター
それを改善するには「リトミック」もおすすめですね。
一見関係ない反射の統合は、のちに口の使い方に関係してくるんです。
きちんと呼吸をして脳に酸素がいっていないと頭が上手く働かなかったり・・・実は、目とベロの神経も大いに関係しているので、下に落ちたままのベロを鍛えることにより視力の改善も見込めるんです。
意外ですよね。
他にも姿勢を正すことによりきちんとした呼吸が出来るようになると、目鼻立ちがスッキリしてきたり睡眠の質が格段に上がったり、口と身体はすべて繋がっているんですよ。
私は発達の専門家では無いですが、お口と姿勢の専門家ではあるので、そんな歯科的目線からお母さまに何かしら手助け出来ることがあればいいなと思っています。


ベロって、上とか下がいいとかあるんですか??
はい、ベロは安静時、上にないとダメなんです。
下にあると口呼吸になりお口ポカンになる、そして呼吸が浅くなり、脳への酸素の供給量が減ります。


確かに、すべての動きが「脳からの指令」ですよね。
送っていただいた動画で「お腹で息をして」と話していたのですが、「ここは歯医者だよね?しかも何で寝っ転がってるの?」と思って見ていました。
簡単に説明してもらえますか?
MFTで「お口ポカン」を治すのは、何のため?
MFTに「筋機能訓練法(きんきのうくんれいほう)」という「口周り・表情筋の筋肉トレーニング」があります。
呼吸も含めてMFTと呼ばれていて、基礎・土台となるのは「呼吸」なんですよ。
簡単にいうと「呼吸がちゃんと出来ていないと、口は閉じられない」=「口ポカンを助長させてしまう」=「横隔膜(おうかくまく)を使えていないと正しい姿勢になれない」というものです。
猫背からアゴのゆがみが発生したと考えると、1にも2にも「呼吸」なんですよ。
ヨガやピラティスもおすすめなんですけど、そういった意味で歯並びが悪いお子さんは正しい呼吸が出来ていないです。
何で正しい呼吸をしなきゃいけないのかというと、猫背でいると自ずと気道が狭まり酸素が供給されませんよね?
そうすると脳に酸素がいかず、冷却が出来ず、常に脳がハイの状態でオーバーヒートしていることになるんです。
だから浅い呼吸だと「多動傾向」にもなるんです。
常に落ちつきがなくて目に入ったものを触りたがったり、感情が抑えにくくなったり・・・。
今、呼吸の浅いお子さまが本当に多いなと感じます。
目の下に常にクマがある場合には、酸素が上手く供給されていない可能性がありますね。
それをMFTを通して、歯科の観点からもフォローが出来るということです。
まずはしっかりと整える・・・のちに学習障害につながったり、授業をじっと聞いていられなかったり、周りの行動に付いていけない、みたいな日常の小さな困りごとは、口と大いに関係していることを声を大にして伝えたいですね。
なので、歯医者で寝転んで正しい呼吸を獲得する。
口周りのトレーニングは、一にも二にも正しい呼吸のためなんです。


なぜ歯科衛生士に?

ご出身は?
ここです!地元です!


何で歯科衛生士?
親が両親とも理容師で手に職は強いと思ったこと、子供が好きということ、ナース服を着てみたかったからです。(笑)
昔「キッズルームがある歯医者さん」を見つけて、どっちの夢もかなうじゃん!と思って。
実は最初、歯科衛生士という資格があるということを知らずに歯科医院で歯科助手として働いていたのですが、一緒に働いている歯科衛生士さんを見て「あ、免許が取れるんじゃん!これじゃない!?」と。


歯科助手として勤め始めてから「歯科衛生士っていうのがあるんじゃん!」と気づいて学校に通われた?一回働いてから学校に行くって、すごいエネルギーがいると思います。
そうですね。
同期の子は2歳下でしたけど、ガッツはあった気がします。(笑)


歯科衛生士なのに、どうして口腔育成の方に行ったんですか?
キッカケは、主人と一緒に格闘技を観に行ったことです。
その時に前座で出てくる人に歯並びが悪い人が恐ろしく多くて、私が「この人たちって、歯並び悪くてこれだけの力があるじゃん。てことは、歯並びがよかったらもっと強いんじゃない」と疑問に思い、主人に言ったことがきっかけです。
そこから学んでいくうちに、口腔育成というものを知り歯科矯正というよりも「育成する」方に興味を持って、調べてみたら【そもそも姿勢も大いに関係している、しかも小さい頃に基礎となるものを出来ていないといけない】ということが分かったんです。
そうか、それは勉強するしかないと思ったのがキッカケです。
今は習い事をしているお子さん、多いじゃないですか。
習い事により特化される筋肉は、それぞれ違うんですよ。
うちの甥っ子も陸上部だけど、短距離と長距離で筋肉をつけなきゃいけないところが違うんですね。


(カメラマン)陸上でも短距離と長距離で鍛える筋肉が違う?ということは・・・今息子が野球やってて、トレーニングでダンベルやってるんですけれど、バランスどうなのか気になってきました。(汗)
野球も鍛えるべきは上半身なのか下半身なのか、そこを補ってあげることによって、持っているポテンシャルが100に近づく、まさに体幹の問題です。
ハイハイはどこを使っていると思います?
実は、肩をしっかり使っています。
さらに、お腹や腰の安定も大きく関わっています。
ところが、お座りからいきなり立ち上がり歩いてしまうと、肩まわりの筋肉を十分に強化しないまま発達が進んでしまいます。
その結果、将来的に巻き肩・ねこ背などの姿勢トラブルのリスクを高めてしまうんです。
ずり這いやハイハイはただの移動手段ではなく、体の土台を作る大切なプロセス。
「たくさんハイハイできる環境」を用意してあげることが、健やかな姿勢づくりにつながります。


赤ちゃんにはズリバイやハイハイが大事

「ハイハイが大事」ってよくいいますけど、そういうことなんですね。「這えば立て、立てば歩めの親心」といってどうしても先へ先へと促してしまっていました・・・。
その子が持っているものを最大限に引き出さない状態で育っていくと、身体が上手く使えず将来的に転びやすい、体力が持たず疲れやすい、力の加減が分からず物を優しく持っているつもりでも壊しちゃう、ということが起きてきます。
他にもたくさんあるんですけどね。


思っていることと、行動が伴わない?
(突っ込み気味に)そうです、ボディーイメージが出来ていないと物や人を避けているつもりでもぶつかる、それも反射の統合に関連しています。
体幹が鍛えられない→筋肉だけ鍛えればいい、という問題じゃないんです。
なので、体幹を鍛えながら自然に反射を助け、姿勢の改善をしつつ口のトレーニングもして、健康を当たり前にしていくというのが軸育士®(じくいくし)の仕事です。


今(2025年9月)この医院さんで教えてもらえることなんですか?
プレオルソは確立された治療法なので、プレオルソを使ったMFTを親御さんと一緒にやっていきたいです。
私は軸育士®の学びの基礎である「SHISEIBOX(シセイボックス)」のアンバサダーなので、院内でも近日中に「軸育関連のお教室」を開催予定です。


中澤デンタルのホームページには「大和市の妊婦健診のページ」がありますよね。そういう話を聞くと、自分の娘が生まれる前に知りたかったといつも思います。(インタビュアーは大学生の母)ハイハイが大事という話がありましたが、親は早く立たせたいと思うんじゃないですか。
私もそうでした、靴も早めに用意して「歩いた歩いた!」というのが喜びで。
でも実は違う。
離乳食も月齢であげるのではなく、その子のサインを見て・・・そのおこさま自身がどのような体勢でお座りをしているか、うつぶせの状態で身体を胸まで持ち上げられているか
(下記画像参照)により食べ物の硬さを選択していく必要があります。
なので、育児本通りにやらないでほしいです。



育児本通りにならないと、親は不安なんですよ。
私がまさにそうでした。
「○○ちゃんは出来たけど、うちの子は出来ない」という焦り、ありました・・・。
1人ひとり個性があるし、紐解いてみるとその前が出来ていないから、そもそも食べないとか、食べムラがあるとか、偏食があるとか。
妊産婦健診の話とシンクロしたなと思うのが、実は産婦人科さんにお手紙を送ろうと思ったんです。
「中澤デンタルクリニックでこういうことやっています!」と。
それを知ることでどれだけ安心して子育てできるかということを、お知らせしたかったんですね。



実は今子供たちが行っている歯医者さんは、産婦人科の受付に置いてあるチラシを見て行ったんですよ。「赤ちゃんの歯に心配がある方はどうぞ」というのを区民会館でやっていて、そこから20年以上通院しているんです。
あと困ったこと、例えば母乳の飲み方は歯科でも教えられることを発信したいです。
今後こんなことが起きるということを知れば「あ、きた、これだ」というのが分かるので、お母さんもびっくりしないし。
この医院が日曜に閉まっているときに赤ちゃん教室みたいのをやりたい。
土日ならお父さんも来てくれるので、そういう感じで。


まず患者さんに知ってもらいましょう。
「口腔機能発達不全症」の治療は、保険で出来ます!
「口腔機能発達不全症」の治療(MFT)は、保険で出来ます!
大和市は、17歳まで0円です。
歯医者で口周りの筋肉のトレーニングの指導が出来る人は、少ないんですよ。
中澤デンタルでは出来るんです!というのを知っていただきたいです。


MFTをすると、どうなるんですか?
矯正をしている子は、矯正の後戻りのリスクが減る。
矯正をしていない子は、極力しなくていい、やるとしても期間が減る。
MFTは何をしているかというと、お口の周りの表情筋も含めた筋肉を鍛えることによって上手に使える、噛む機能が向上したり、意外なのは「ベロと視神経」のつながり強化です。
ベロが上に上がってくると、おのずと目の使い方がよくなる・・・「ビジョントレーニング」って聞いたことあります?
野球で球を目で追う、これ、低位舌(ていいぜつ)といってベロが下にあったら、うまく機能しないんです。
しかも、ベロが下にあれば当然口も開きやすく鼻呼吸が出来ないから酸欠になり、めまいや
疲れやすさにつながる。
じゃあどうしたらいいのと言ったら、ベロを鍛えるんです。
それをやってあげることによって、スポーツの能力がめっちゃ上がります。
意外ですよね!


具体的に、ベロはどんなトレーニングをすればいいんですか?

表情筋を上げて、ベロを思いっきり上に押し上げます。
あと、目を極力開きます。
後はホッピングです。(ベロを上のアゴに思いっきり当てて鳴らす)
こういった遊びをそもそもやらないから、口笛も吹けない。
ベロを鳴らすことで、お口の口育(こういく)につながっていたんですね。
そうすると、ベロの根元なんかが鍛えられるんです。
いろいろな見解の先生がいらっしゃいますが、歯並びは遺伝というよりも生活習慣が主だと言われています。
赤ちゃん教室で話したいのは、便利グッズの多様化・・・例えば、自分だけで座れる椅子があるのは知ってますか?
座らせたいときに赤ちゃん自身で勝手に座れるんですよ、そういう椅子は無理やり腰を立たせているので、筋肉を使わなくても座れちゃうんですよ。
食事するとき、人間は大人も子供も地に足が付いた状態で食べなきゃいけない。
それがプランプランの状態の椅子だと、おなかに腹圧がかからないのでカチカチ噛めない→丸飲みになる→肥満になりやすかったり脳の発達を助けられない、アゴが広がっていかない・・・。
頭は5キロあるんですよ、ボーリングの球と同じくらい。
それを安静時はベロが上アゴにベターって吸着して、頭を支えているんです。
なので、ベロは頭など身体を支えていくうえで非常に大事な部分になるんです。
例えば、診療中うがいする時に自力で起き上がれない人、成人でも赤ちゃんの時から首が据わっていないままの方が多いです。
ベロの力が弱いと、正しい噛み合わせになりにくいので反対咬合(はんたいこうごう:受け口)のリスクが上がったりします。
更に、ねこ背やストレートネックなど首から下の土台も整っていないとそれを助長する・・・
だから口は全身と繋がっているということが言えます。



赤ちゃんって首座りから始まる、やがて将来寝たきりになった時に首が上がらなくなるプロセスは・・・、腰が据わらなくなる、食べられなくなる、飲み込めなくなる・・・
というように発達の過程が順番に戻っていくんですね。
すごいですよね。
噛めなくなるということはお腹やお尻の筋肉がないので、しもの世話もしてもらうようになるんです。
今はおこさまでも筋力の無さから、おもらし・便秘の悩みが増えていて大変問題になっているんですよ。
それを子供のうちに、足りない筋肉を獲得して正しい身体の使い方を習得しておくことで怪我をしにくくなったり、筋肉が衰えてきてもまた戻りやすくなるんですよ。
デフォルトの軸がしっかりしているから。
軸育のメインは5~10歳がゴールデンエイジで、そこに働きかけます。
上アゴの成長も、8歳くらいで止まっちゃうんです。
歯医者さんって「大きくなるまで様子を見ましょう」って言うじゃないですか。
あれがとっても切ないんですよ。
出来ること、いっぱいあると思うんです。
それを獲得するには、MFT(筋機能訓練法)は必要不可欠です。
それを更に全身も加味して指導が出来るのが、私の強みです。
妊娠期、お母さんは骨盤を立てて座ってあげないと赤ちゃんはこういう、お口が開いた姿勢でいるんです。
赤ちゃんはお腹の中で口の中の陰圧を高めながら飲み込みの練習を始めますが、お母さんの姿勢が崩れると首がのけっぞて、すでにお腹の中からお口ぽかんを作り出してしまうんです。


私も娘に「ほら姿勢!」というのですが、姿勢保持には感覚を養う・そして
筋肉をつけるところからなんです。
お腹、背中、お尻、足、この4か所の筋肉が大事なんです。
「正しい姿勢」を獲得して初めて「正しい呼吸」が出来るんです。


まずは知ってもらうところからですね。
私も娘に「ほら姿勢!」というのですが、まずは筋肉をつけるところからなんです。
お腹、背中、お尻、足、この4か所に筋肉が大事なんです。
それで初めて「正しい呼吸」が出来るんです。


中澤デンタルで働き始めたきっかけは?

ここで勤めるキッカケは?
ここの前に床屋があったんです。
ここは昔酒屋で、その酒屋のおっちゃんと父がずっと付き合いがあったんです。
小児のMFTやりたかったからやってみたかったので応募した、プラス、父がわざわざ昔の酒屋である大家さんに掛け合ってつないでくれ「うちの子、小児やってから使ってやってよ」と直談判してくれました。(笑)


とっても地元なんですね!(笑)改善したお子さんでインパクトのあるお子さんは?
うちの娘ですね。
体幹は悪くないけど、便利グッズをメッチャ使ってたんです。
常に「座ってて」という感じだったので、身体の緊張、反り腰が強かったんです。
今は、SHISEIBOXのトレーニング中で姿勢が5か月目くらいで変わってきて改善はしています。
MFTと運動が入る、動画のトレーニングです。


マイブームはなんですか?
食べることです。
生きていくのに欠かせないこと。
だからこそ、呼吸、噛むこと、飲み込むことの大切さを伝えていきたいですね。

患者さんへメッセージ

来ようかどうしようか迷っている患者さんへのメッセージ、お願いいたします!
「口腔と姿勢を全世代の当たり前に」
をモットーに活動しています。
どんな些細な疑問でもいいです。
まずは一緒にお話ししましょう。


歯医者さん、ですよね?(笑)
はい!歯だけじゃないんですよ、今時の歯医者は。(笑)
赤ちゃんのうちから掛かりつけの歯医者があるって、素晴らしいことですよ。
みんなが笑顔になると、私も嬉しいです!
実は口と姿勢はつながっていると知ってほしい。
このインタビューはパート1で、続編はMFTのページ見てください!。

